今日はいい天気だFARM|北海道千歳市|ホーリーバジル農場 |

今日はいい天気だFARMについて

ビジョン

「懐かしい未来をつくる」

私たちは加速し続ける社会から、思考的にダウンシフトし、あたたかくて懐かしい実家のような「懐かしい未来」をつくっていきます。合言葉は「愛やでー」

コンセプト

あなたの実家、ここにあります

今後どれだけITやAIが活躍する新しい時代が来たとしても、日本が超高齢化社会になったとしても、人の活動でかならず残るモノがあります。それは、食卓にあがるにんじんや大根、お米やパンなどの「いのち」です。私たちはその「いのち」を「家族」だと思っています。今日はいい天気だFARMは「誰もが家族になれる場所」です。人、動物、植物、虫たち…。カタチや言葉が違っても「みんないのち」として、あたたかくてほっとする、実家のような場所でありたいと思っています。

「懐かしい未来」の実現に向けての取り組み

ホーリーバジルを通じて植物と家族になるという感性を育む

今日はいい天気だFARMにとって、ホーリーバジルや植物は「家族」です。お互いに「いのち」を協力し合えるような気持ちで関わっています。もしも発芽したホーリーバジルが自分の子供だったとするなら…薬を大量に使い、栄養をどんどんこちらから与え続けて、夢や役割を押し付け育てることを私たちは選択しません。きっと、それぞれの個性を活かし、個性が発揮できる場を創ることが親の役割だと感じます。そんな想いから、私たちは13年間、肥料や農薬を選択せずにホーリーバジルと共に生きる活動を続けています。

カタチや言葉にとらわれることなく、自然の一部として生きることは、昔から人が持っている才能です。その「懐かしい」才能を発揮できる次世代は増えることを感じると嬉しくなります。そんな未来は、ホーリーバジルや植物と家族になるという生き方を体験することで現実になっていくはずです。ホーリーバジルティーを通して「懐かしい未来」というめざめが起きることを、私たちは信じています。

誰しもが家族になれるような、あたたかい場を再創造します。

今日はいい天気だFARMは2011年3月11日に起きた東日本大震災で被災された方々の受け入れ場所として誕生しました。当初は、震災を通して家族や家を亡くした方、健康や未来への不安をもった方々が疎開する前に、少しリトリート的に和らげる場として、人の受け入れを続ける農場でした。

みなさん口を揃えて言ってくださったのは「ここは実家みたいだね」ということです。うちを転機に、結婚や移住、子供が生まれた方、仕事を始めた方、新しい人生を歩まれていきました。10年以上の時が経ち、震災など大きな出来事は起こっていませんが、コロナ禍を通して、成長成長・・・と追いかけるあまりに、心の中で震災の時にあったような不安や心配などに匹敵する精神的な震災が起きていると感じています。

2024年度より、今日はいい天気だFARMはもう一度原点に立ち戻り、みんなの「実家」になれるよう、日夜トンカントンカン、みなさんが帰ってくる場所を再創造しています。みんなの心の不安を少しでも取り除き、ホーリーバジルティーを飲みながら、ホッと一息あたたかい気持ちになれるように。また「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と笑い合えるような時間を創っていきます。